米雇用統計と並んでFX相場を大きく動かすイベントが「FOMC」です。経済指標とFXの関係——米雇用統計・FOMCを知るで軽く触れた内容を、この記事ではさらに掘り下げて解説します。
FOMCとFRBの関係
FRB(連邦準備制度理事会)は、日本でいう日本銀行にあたる米国の中央銀行制度です。そのFRBの中で、政策金利をはじめとする金融政策の方針を話し合い、決定する会合が「FOMC(連邦公開市場委員会)」です。年8回、約6週間おきに開催されるのが基本スケジュールとなっています。
政策金利(FF金利)とは何か
FOMCで決定される代表的な数字が「FF金利(フェデラルファンド金利)」の誘導目標です。これは米国の銀行同士が資金を貸し借りする際の金利の目安で、この金利が上がる(利上げ)と、預金や債券などドル建て資産の魅力が相対的に高まりやすくなります。
なぜ金利差が為替を動かすのか
金利の高い通貨で資産を持つほうが、理論上は受け取れる利息が多くなります。そのため、米国が利上げをして日米の金利差が広がると、円を売ってドルを買う動きが強まりやすく、逆に米国が利下げに転じて金利差が縮まると、ドル売り・円買いの動きが出やすくなる傾向があります。実際の相場は他の要因も絡むため単純にこれだけで説明できるわけではありませんが、金利差は為替を動かす代表的な要因のひとつです。
声明文とパウエル議長会見にも要注目
FOMCでは、金利の上げ下げそのものだけでなく、会合後に発表される「声明文」と、議長による記者会見の内容も重視されます。今後の利上げ・利下げペースについてどのようなトーンで語られたかによって、金利発表の瞬間よりも会見中に相場が大きく動くことも少なくありません。
ドットプロットとは
FOMCでは年4回、参加者それぞれが考える将来の政策金利の見通しを点(ドット)でグラフに示した「ドットプロット」も公表されます。市場はこの分布から、今後の利上げ・利下げペースについての参加者の温度感を読み取ろうとします。
「織り込み済み」という考え方
FOMCの結果は、事前の市場予想(利上げ・利下げの有無や幅)がすでに相場に織り込まれていることが多くあります。NFPと同様、実際の発表内容そのものよりも「事前予想とどれだけ違ったか」「声明や会見の内容が予想よりタカ派(引き締め寄り)だったかハト派(緩和寄り)だったか」が、値動きの大きさを左右します。
よくある質問
FOMCはいつ開催されますか?
年8回、約6週間おきに開催されるのが基本スケジュールです。日程はFRBの公式サイトなどであらかじめ公表されています。
利上げなのに株や通貨が下がることはありますか?
あります。利上げ自体が市場予想通りでも、その後の見通しが予想よりタカ派だった場合や、逆に利下げでも景気減速への懸念が強調された場合などは、直感とは逆方向に相場が動くことがあります。
FOMCは暗号資産にも影響しますか?
影響します。金融引き締め局面ではリスク資産全般が売られやすくなる傾向があり、株式市場と同様、ビットコインなどの暗号資産価格もFOMCの結果に反応することがよくあります。
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。
実際に試してみるなら——XMTradingという選択肢
FOMC発表時のような急な値動きを実際のチャートで確認してみたい場合、リアルタイムでレートが動く取引ツールを使ってみるのが理解の近道です。海外FX口座のXMTradingは、レバレッジ最大1000倍(口座タイプにより異なります)、追証が発生しないゼロカットシステムを採用しており、口座開設・入金ボーナスも用意されているため、少ない自己資金から実践してみたい人に選ばれています。
※XMTradingは金融庁に登録された国内業者ではなく、海外拠点で運営されている業者です。国内の投資者保護制度の対象外となる点をご理解のうえ、ご自身の判断でご検討ください。より詳しい特徴はXMTradingとは?海外FX初心者が知っておきたい特徴とはじめ方で解説しています。